【比較】Amazon オーディブルのビジネス書と小説を聞いた感想




Amazon オーディブルのビジネス書と小説を聞いた感想

 

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

 

 

「本は、聴こう」のキャッチコピーでお馴染み、

 

Amazonの書籍の朗読サービスAudible(オーディブル)

 

 

プロの声優さんによ心地のいい朗読を手軽に聞けて、

 

登録されているジャンルも、小説、絵本、自己啓発や語学など幅広く、

 

手がふさがっていても聞き流せるので、話題になっています。

 

 

もともと私はビジネス書も小説も好きなのですが、

 

「ビジネス書の朗読ってどんなだよ…」

 

と懐疑的でした。

 

 

そこで、今回はビジネス書と小説を聴き比べてみた感想を

 

記事にしたいと思います。

いつも通り先に結論を書いてしまいますが、

 

やっぱりビジネス書より小説の方が向いていると思いました。

 


ビジネス書を聞いた感想「FACT FULNESS」

 

私が選んだビジネス書は、2020年4月5日現在ビジネス書ランキングの1位の

 

「FACT FULNESS(ファクトフルネス)」です。

 

 

現在非常に話題になっている本で、内容自体は素晴らしいと思いましたが、

 

(内容そのものはこの記事では解説しないので、興味がある方は是非。↑は書籍版)

 

結論、オーディブル自体はビジネス書にはあまり向いていないと感じました。

 

理由は以下の通り。

 

  • 基本ビジネス書は一字一句すべて読む必要は無いので、無駄が多い
  • 結局図説などを見るときは付属のpdfを参照する必要がある
  • 聞き流すだけでは結局重要なことはあまり頭に入らない

 

 

順に説明すると、

 

まずビジネス書と特徴として、全文章を一字一句確実に読む必要はありません

 

本を読むのにある程度慣れている人であれば、特にビジネス書の場合は

 

目次を読んで必要なところを後で重点的に読んだり、必要なさそうな部分は

 

ささっと読み飛ばしてしまうという読み方の方が効率的です。

 

 

オーディブルの場合は、朗読スピードは変えられるものの、初めて聞く場合は

 

先にどんな項目があるかわかりにくく、その部分をどのくらい飛ばせばいいのかも

 

直感的に判断しにくいため、結果的に無駄が多いと感じました。

 

(仮に読み飛ばさずにFACT FULNESSを聞いた場合12時間かかります)

 

 

また文章の場合は前のページで何が書いてあるのかをすぐに確認できますが

 

音声朗読の場合は、ある程度覚えていないといけません。

 

 

また、ビジネス書にありがちな図説や参考資料の部分は朗読ではどうしても

 

補えないため、結局のところ付属のpdfデータを参照する必要があります。

 

 

こんな感じなので、結局聞き流すだけでは重要なことは頭に入りません。

 

 

結局ビジネス書は文章で読んだ方がいい

 

という結論に落ち着きました。

 

 

次は、小説を朗読してもらった感想です。

 


小説を聞いた感想「クトゥルフ神話」

私が選んだ小説は、「H.P.ラヴクラフト朗読集1 クトゥルフ神話」です。

 

 

結論から言うと、私はオーディブルは確実に小説向きだなと確信しました。

 

理由は以下の通り。

 

  • 聴きやすい音声ですべての文章を描写してくれる
  • 挿絵を見る必要もなく、場面を想像するのが逆に楽しい
  • 文字だけでは伝わらない部分を、音声の編集によってリアルに描写

 

 

順に解説していきます。

 

 

まず、ビジネス書と違って小説は基本、文章や語り口そのものに

 

独自の世界観や中毒性があり、ストーリー性もあるため

 

速読することはあっても、大胆に読み飛ばすことはあまりありません。

 

 

その点で朗読は優れており、また朗読スピードを細かく調整することもできるため

 

自分にあった速度で物語を楽しむことができます。

 

 

また、小説にたまに挟まる挿絵も朗読ではもちろんありませんが、

 

プロの声優さんが世界観を壊さないように絶妙なテンションで読み上げて

 

くれるので、今何が起こっているのかという想像が捗り楽しいです。

 

 

最後に、これは朗読である最大の利点の一つとも言えるかもしれませんが、

 

ところどころ声にリバーブ(残響)がついていたり、音声が編集されています。

 

 

例えば、大きいホールにいるときはホールの残響音が声にかかっていたりします。

 

また、今回選んだ「クトゥルフの呼び声」などのホラーにありがちな、

 

声なき声や、文字だけでは発音が不明な呪文、人ならざる者の声といった

 

文字だけでは伝わりにくい場面も、わかりやすくなっています。

 

 

オーディブルの小説は非常に楽しく、通勤中や、手がふさがっている

 

作業中に聞き流すのにぴったりのメディアだと思いました。

 

 

ちなみに、今回選んだ「クトゥルフ神話」は、通常の速度で聞いた場合

 

全てを聞き終わるまでに3時間ほどかかります。

 

 

 

今回選んだような洋書の翻訳の場合、日本語の本と比べると

 

言い回しが回りくどかったりすることが多いので、

 

初めて朗読を体験する上では少しわかりにくいかもしれません。

 


まとめ

結論としては、オーディブルは圧倒的に小説向きだと思います。

 

理由としては以下の通り。

 

  1. 全文字を読み込む必要が無いビジネス書は無駄が多い
  2. ビジネス書は、結局は付属pdfの図説などを参考にする
  3. 逆に小説は細かい描写も音声化してくれるので想像が捗る
  4. 小説は音声の編集による演出も入り楽しい

 

 

とはいえ、別の意見ではこんなものも見かけました。

 

「書籍で小説を読むときの”文字の世界観”がオーディブルには無い」

 

 

確かにそうだと思います。

 

普段から小説を書籍で読む人は、オーディブルに文字の良さはありません。

 

当たり前ですが朗読なので。

 

 

ですが、そもそもそんな人は最初から本を手に取ると思いますので、

 

特に文章や文字そのもの思い入れが無いという方や、私のように

 

単純に「いい声が好きだから、いい声で朗読が聞きたい」

 

という方には非常におすすめです。

 

 

実は今これを書いている最中も聞き流しながら執筆中ですが、

 

非常に良い聴き心地で、ブログが捗る捗る(笑)

 

 

そんなわけで今回はオーディブルのご紹介でした。

 

 

とりあえず無料で1冊体験した後は、合わなければすぐに退会できるので

 

これを機に是非、オススメです(/・ω・)/

 

→本は聴こう。Audible(オーディブル)【初月無料】

 

 

 

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