音楽が上達しない人は、”すぐに”質問する人です




音楽が上達しない人は、”すぐに”質問する人です

 

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

 

最近はツイッター経由で様々な質問をいただく機会が増えました。

 

 

そして、数々のインフルエンサーの方々が仰っていることと

 

全く同じ思いを経験することが多くなりましたので、記事にします。

 

 

いつも通り、結論を最初に。

 

質問するなら、120%の努力をした後の最後の手段と心得ましょう。

 

 

質問には、悪い質問と良い質問があります。

 

まずはその例から見ていきましょう。

 


悪い(成長しない)質問の例

 

悪い質問に共通することと言えば、”ググればわかる”

 

もしくは”自分で理解しようと努力した形跡が見えない”ということです。

 

 

  • 「〇〇とは何ですか?」
  • 「この曲に使用されている楽器は何ですか?」
  • 「〇〇のコード進行を教えてください」

 

 

これらの質問は、悪い質問の代表例です。

 

 

一番上の質問に関しては、質問する方にとってもされる方にとっても、

 

ただただ時間の無駄にしかなりません。大抵ググればわかることです。

 

例えばコードの事を知りたければ、ブラウザを開いてGoogleの検索窓に

 

「音楽 コードとは」と入れれば答えが出てきます。

 

 

二番目の質問に関しては、自分で考えた形跡が全く見えません。

 

「この曲の楽器は〇〇だと思うのですが、あっているでしょうか?」

 

という風に、せめて自分でどんな楽器が鳴っているか、いろいろな情報を

 

集めて、考えてみるという作業をしてみるべきです。

 

 

三番目の質問に関しても、有名な曲であれば大抵調べれば出てきます

 

ただ、個人の曲の場合はググってもわからないことがあります。

 

 

そんな場合でも、少しでも自分で努力ができる人の質問であれば、

 

「この曲のコード進行は〇〇〇だと思うのですが、合っているでしょうか?」

 

という感じで、自分で耳コピしてみたり考えた形跡が必ずあります。

 

 

音楽に関わらず、この世の全ての事柄に関して、

 

自分でろくに調べもせずに質問してしまう人は成長しません。

 

 

絶対に成長しません。

 

 

なぜならそれは、

 

方程式を勉強せずに答えだけ見て問題集を解いているのと同じ。

 

「なぜそうなるか」を理解せず、解答欄だけを埋める作業だからです。

 

 

絶対に、成長、しません。

 

 


良い(成長する)質問の例

 

では反対に、良い質問とはどういうものでしょうか。

 

例えば、こんな感じです。

 

 

「ミックスの初心者ですが、右も左もわかりません。

とりあえず自分でやってみたのですが、初めてなので判断できません。

やったことは、〇〇と△△で、××に気を付けたつもりです。

お忙しいところ恐縮ですが、お時間がある時で結構なので、

何かアドバイスなど頂けると大変ありがたいです。

(http:■■■ 作品のURL)」

 

 

ポイントは3つあります

 

  1. 質問する前に自分で努力している
  2. 実際のデータを添付している
  3. 質問する相手に敬意を払っている

 

自分で頑張って努力したけど、どうしてもわからないのだという

 

事実がわかるような質問にしましょう。

 

可能であれば、例文のように参考になるデータを送りましょう。

 

 

そうすることで、質問をされた側の人は問題点を判断しやすくなり、

 

質問に答えやすくなります。

 

 

そして、質問するという時点で相手の時間を奪うということを意識すべきです。

 

そのことについて、読んでくれる感謝と敬意の念を伝えましょう。

 

というかこれは人としては当たり前のことです。

 

 

あなたが道端で、見ず知らずの相手から突然

 

「〇〇って何ですか?」

 

と聞かれた場面を想像してください。そういう事。

 

 

もしあなたが学生で社会人経験もないなら、

 

これを機に「ビジネスメール」「ビジネス 文章」などと検索して、

 

大人の文章について勉強してみてください。

 

 


質問力が無い=人の気持ちがわからない

 

質問力というのは、良い質問をする力の事です。

 

ぶっちゃけ悪い質問をする人というのは、人の気持ちがわかりません。

 

 

質問をするという事は、

 

答えてもらう人の時間を少なからず奪うという事です。

 

 

時間を奪うという事は、極論、相手の寿命を縮めるという事です。

 

時間というリソースは、お金と違い、二度と戻ってこない貴重なものです。

 

 

それなのに、上記のような、少し努力をすればわかるような質問であったり

 

まったく努力の形跡が無いような質問をするような人というのは、

 

自分の時間を使わずに相手の時間を大量に奪いに行っているのと同じことです。

 

それなのに、その意識が無いのです。

 

 

そういう人というのは、単純に嫌われます。

 

嫌いな人からの質問には、誰も答えてくれません。

 

誰も得しません。

 

 

そして良い音楽というのも作れません。

 

人の立場に立って、その人の気持ちを理解できないからです。

 

 


というかこの世の大抵の疑問は”ググればわかる”

 

この世のたいていの疑問はググればわかることばかりです。

 

「〇〇 原因」とか「××  とは」とか「△△ 方法」で解決します。

 

とりあえずこれで丸1~2日調べ倒してから質問すべきです。

 

 

 

私は音楽が本業ですが、

 

個人でホームページやブログを運営する上で何度も壁にぶつかってきました。

 

 

テンプレートのデザインを変えたり、スマホに対応させるために、

 

HTMLやCSSといった、プログラミング言語をいじらなければならかったからです。

 

 

でも一度も人に質問したことなどありません。

 

何日もかかったことがありましたが、全く専門外の私でも、

 

大半はググって解決できました。

 

 

どうしても自分の手に負えないところは、お金を払って依頼して、

 

出来上がってきたものを参考に他のページを更新しました。

 

 

そしてその結果、次からは大体どこをどう弄ればいいか

 

やっとわかるようになるのです。

 

 

これが成長です。

 

 

RPGで言うところのレベルアップです。

 

答えだけ聞いたところで、経験値は手に入らないのです。

 

経験していないので当たり前です。

 

 

基本、質問は最後の手段なんです。

 

 


まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

 

ネットが普及する前、例えばゲームを攻略する時は

 

ほぼ自力で頑張り、最後の手段としての攻略本でした。

 

その攻略本ですら、ヒントしか載っていないのがほとんどでした。

 

最後まで自分で何とかするという能力は、ゲームで培ったのかも。

 

 

ただ今の時代にそんなことを言っても始まりませんので、

 

  1. 質問する前に必ずググろう
  2. それでわからなくても努力しよう
  3. 質問するなら、敬意を払おう
  4. 質問は、最後の手段と心得よう

 

何かがわからなくても、自分で調べましょう。

 

自分でできる120%の努力をしましょう。

 

 

そうしてわからなければ、最後手段として

 

質問でヒントをもらいましょう。

 

 

これが、他でもないあなた自身の成長に繋がります。

 

あなた自身のために、質問は、よく考えて、しましょう。

 

 

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