【DTMの始め方】初心者が最速で上達するオススメソフト・機材7選




DTMの始め方 / 初心者が最速で上達するオススメソフト・機材7選

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカです。

 

今年で音楽歴は20年、プロ歴は13年になります。

 

 

今回は、まさに今、DTMを始めたいと思っている方向けに

 

最初にそろえる必要のある機材やソフトを、根拠とともに解説します。

 

 

 

初心者の方が音楽用の機材をそろえる際にまず最初に知るべきことは、

 

Amazonよりもはるかに安い通販サイトが存在することです。

 

 

サウンドハウスというサイトです。

 

サウンドハウス

 

 

今後必ず利用することになりますので、ユーザー登録しておきましょう。

 


揃えるモノ一覧

ここから先は実際のオススメソフト、機材の解説になります。

 

 

DAW(音楽制作ソフト)

 

これが無くてはそもそもパソコンで音楽が作れません。

 

 

DAWの一番のオススメは、国内シェアNo1ソフトCubaseです。

 

 

Cubase Pro 10.5

Cubase

 

■初心者におすすめの理由は以下の通り。

 

  • 国内シェアNo1で、大半の人が使っている”DTMの代名詞”
  • チュートリアル動画や解説ブログが多い
  • 付属しているソフトが多く、クオリティも高い
  • 楽譜が読めなくても音楽が作れる

 

国内シェアNo1だけあって、アマチュアからプロまで多くの人が使っています。

 

 

また使用する人が多いため、やり方や操作がわからなくてもチュートリアル動画や

 

解説記事が簡単に見つかるというところもおすすめポイントです。

 

 

そしてインストールした時点で使えるソフトにもハイクオリティなものが多く

 

有料で販売されているような高品質プラグインが大量にタダでついてきます

 

 

コードパットの機能など、音符や楽譜の知識があまり無い初心者でも

 

感覚的に音楽を作れる機能も満載です。

 

覚えてしまえば楽譜が読めなくても音楽が作れてしまうのでオススメです。

 

 

→Cubaseをサウンドハウスで見てみる

 

もしCubase Proが高すぎると思う方は、この簡易版のソフトを

 

無料で手に入れる方法がありますので、ぜひこの次の

 

「オーディオインターフェース」の項目を読んでみてください↓

 

 

-参考記事-

【比較】Cubaseの買い方【必要なものを最安値で買おう】

 


オーディオインターフェース

 

オーディオインターフェースというのは、パソコンから音を出したり

 

ギターやシンセなどの楽器の音をパソコンに録音するために必要な機材です。

 

 

 

「楽器を録音しないで音を出すだけなら必要ないんじゃないの?」

 

 

と思うかもしれませんが、パソコンから直で音を出すと

 

ノイズが入っていたり、音質も非常に悪いので、絶対に揃えた方がいいです。

 

 

ここでのオススメは、スタインバーグUR22Cです。

 

 

UR22Cをサウンドハウスで見てみる

UR22C

 

 

■初心者におすすめの理由は以下の通り。

 

  • 価格が安く最低限の機能がそろっている
  • Cubaseのミニバージョンが無料でついてくる
  • 初心者の陥りがちな「音が出ない」問題が起こりにくい

 

 

まずは価格が安くて、かつ最低限の機能が揃っているという事。

 

 

オーディオインターフェースの音質には個々でかなり差がありますが

 

特に初〜中級向けのものは一概にこれが最高だぜ!というものがありません。

 

 

加えて、よっぽど天才か相当な経験を積まない限り

 

機材による音質の違いなど最初は判断できません。

 

なので、まずは信頼性のあるメーカーや値段、付属プラグインで選んでいいかと思います。

 

 

今日からDTMを始めるという方であれば、楽器が1~2つ、もしくは

 

楽器をつながないという方も多いと思うので、このモデルで問題ありません。

 

 

 

2つめの理由と3つ目の理由は関連していて、

 

Cubaseが無料で付属していて、すぐに連携できるという事。

 

 

このオーディオインターフェースは、DAWの項目で紹介した

 

Cubaseと同じメーカー、スタインバーグが造ってます。

 

 

そしてこのオーディオインターフェースには、Cubase Proの簡易版である

 

CubaseAIがなんと無料で付属しています。

 

 

機能はもちろん上位版に比べると制限されていますが

 

音楽を始めたての人が初めて使う分には十分な機能を揃えています。

 

 

本来機材のセッティングは、初心者ほど最初につまづく事も多く

 

うまく音が出せず数時間も格闘した挙句に挫折するパターンもあるのですが、

 

こちらは最初からソフトと連携してるので「音が出ない問題」も起こる確率が低いです。

 

 

このCubaseAIは追加料金を支払う事でいつでもアップグレード(機能追加)できるので、

 

慣れた後にCubaseAIを上位版にアップグレードするという選択肢も多いにアリです。

 

→UR22Cのレビューをサウンドハウスで見てみる

 


ヘッドフォン

 

オーディオインターフェースに挿して、パソコンから

 

再生された音を聞くための音楽制作専用のヘッドフォンです。

 

 

音楽制作専用」と普通のヘッドフォンの違いはこれから説明します。

 

 

ヘッドフォンのオススメは、音楽クリエイター、スタジオ使用率No1

 

SONY  MDR-CD900STです。

 

 

MDR-CD900STをサウンドハウスで見てみる

MDR-CD900ST

 

■初心者におすすめの理由は以下の通り。

 

  1. プロや上級者がみんな使っている
  2. お金をあまりかけずにプロの再生環境を手に入れられる
  3. プロの感覚が身に付きやすい

 

 

なぜこのヘッドフォンをみんな使っているのかというと

 

大抵の曲がこのヘッドフォンを使って作られているからです。

 

 

「なんで同じヘッドフォンがそんなに使われてるの?」

 

 

と、初心者のうちは思うかもしれませんが、

 

これは、音楽制作で必ず行うミックスやマスタリングという

 

楽曲をカッコよく聞かせるための作業でよく使われているからです。

 

 

ここが、音楽制作用と普通のヘッドフォンの大きな違いです。

 

 

例えばごく一般的なヘッドフォンみたいには

 

「重低音!!」といった謳い文句がよく書かれているのを見ると思います。

 

 

あれは、ヘッドフォンで再生した時に迫力を増すように

 

低音を増強してくれますよ、という意味です。

 

 

普通に曲を聴くうえではありがたいかもしれませんが、

 

これは音楽制作する上ではあまりいい機能ではありません。

 

 

何故かというと、元の音がどんな音かわからないからです。

 

 

その点、このヘッドフォンは非常にフラットな状態で

 

音を再生してくれるため低音や高音の調整がしやすいのです。

 

 

なのでプロアマ問わず大勢のクリエイターがこのヘッドフォンを使って

 

ミックス・マスタリングをしているのです。

 

 

つまりプロや上級者はこのヘッドフォンで聞いてもカッコよく作られているので、

 

プロの曲をこのヘッドフォンで聞きながら自分の音楽を作っていくことで

 

結果的に自然とプロの音に近づける感覚が身に付き、上達も早いのです。

 

 

 

このヘッドフォンを使ったことがないというプロは、ほぼいません。

 

どのスタジオにも確実においてあります。

 

他のヘッドフォンを使っている人でもこれもとりあえず持ってます。

 

私は音楽を始めた時から今までずっとこれを使用しています。

 

→MDR-CD900STのレビューをサウンドハウスで見てみる

 

 

2022/1/22追記

上記MDR-CD900STは「もはや定番すぎて逆に古いのでは?」と言う意見もあります。

 

私は、MDR-CD900STと併用してもう一つのSONYの「海外の定番」と言われている

 

MDR-7506も使用しています。

 

というより最近はこちらをメインで使う方が多いです。

 

何故かと言うと、こちらの方が「ズーン」という帯域の

 

超低音が、CD900STと比べてよく聞こえるからです。

 

 

若干CD900STと比較すると高域もシャキシャキして味付けされている感がありますが、

 

確かに最近の低音がズンズン来るミックスをするなら、こちらの方が向いています。

 

MDR-CD900STよりも安いため、こちらの方から購入するのもアリです。

 

MDR-7506のレビューをサウンドハウスで見てみる

 

(性能上では、再生周波数帯域は10~20,000Hzで

MDR-CD900STの5~30,000Hzと比較すると低音が出なそうに見えるが

実際試聴すると、この数字が実際の聞こえ方ではあてにならないことがわかる)

 


MIDIキーボード

 

音楽制作において絶対に必須というわけではありませんが、

 

MIDIキーボードがあるのと無いのでは効率も上達の早さも段違いです。

 

 

よく勘違いしてる人がいますが、ピアノや鍵盤楽器の経験は

 

MIDIキーボードの必要性とは関係ありません。

 

 

MIDIキーボードは楽器ではなく、音の確認や入力をスムーズにするためのものであり、

 

例えピアノが弾けなくても、効率アップや上達のためにMIDIキーボードは必要なので

 

むしろ始めたばかりの初心者ほどあったら便利なものです。

 

 

そこでオススメ第1位はKeystation49 mk3です。

 

 

Keystation49 mk3をサウンドハウスで見てみる

Keystation49 mk3

 

■初心者におすすめの理由は以下の通り。

 

  1. シンプルに安い
  2. 値段のわりに49鍵もある
  3. 値段のわりにホイールもついている
  4. 音楽制作用の素材までついている

 

 

49鍵という無難な鍵盤数、ピッチベンドとモジュレーションホイールが付いていて

 

さらに音楽制作用のサウンドライブラリーまで付属していて8850円というのは、

 

他と比べても圧倒的ぶっちぎりの良コスパです。

 

 

ホイールというのは左側についている二つのレバーのようなもので、

 

打ち込みをより表情豊かに行う上で、ほぼ確実に使うことになる便利マシーンです。

 

ホイールが付いていないMIDIキーボードは、絶対にオススメしません。

 

 

→Keystation49 mk3のレビューをサウンドハウスで見てみる

 

 

もう少しコンパクトで、ノートパソコンと一緒に持ち運びたいなどという場合は、

 

microKEY-25という選択肢もあります。

 

microKEY-25をサウンドハウスで見てみる

 

microKEY-25

 

 

写真でも分かる通りかなりコンパクトで価格も4380円と低く

 

電源もドライバのインストールも不要という身軽さが売りです。

 

 

ただ、こちらは鍵盤数も少なく、鍵盤自体もミニサイズなので

 

例えば旅行などで持ち運んだ先で打ち込みをしたい時など

 

据え置きではなく、外出先で使うサブキーボードとして使う方がいいと思います。

 

→microKEY-25のレビューをサウンドハウスで見てみる

 


モニタースピーカー

最後に、ヘッドフォンとは別にあった方がいい

 

音楽制作用のスピーカーです。

 

 

スピーカーに関しては、上で書いたアイテムをそろえたうえで

 

予算がもしまだ余っていたらで問題ありません。

 

 

最初に買うべき優先順位は、半端に安いスピーカーよりも

 

圧倒的にヘッドフォンのMDR-CD900STの方が高いです。

 

 

まとめて最初に買うとするならオススメは、TASCAM VL-s3です

 

VL-S3をサウンドハウスで見てみる

TASCAM VL-s3

 

■初心者におすすめの理由は以下の通り。

 

  1. 安くて最低限の再生性能
  2. “一般家庭でも十分なモニター環境を再現”がコンセプト

 

モニタースピーカーは、単体の性能も重要なのですが、ヘッドフォンと違い

 

住宅事情や部屋の形などによって音の聞こえ方が変わってしまいます。

 

 

プロや上級者は、部屋の配置や吸音材なども併せて音を調整するのですが

 

最初から上級者並みの環境を整えるのは難しいので、

 

最低限の性能さえあれば安いものでも大丈夫です。

 

 

ただこのVL-s3は、一般家庭の部屋でも十分なモニタリングができるように

 

調整されているというセールスポイントで、まさに

 

これからDTMを始める人にはうってつけのアイテムだと思います。

 

→VL-S3のレビューをサウンドハウスで見てみる

 


まとめ

今回ご紹介した、定番オススメ商品をまとめると

 

DAW音楽制作ソフト

→Cubase

 

オーディオインターフェース

→UR22C

 

ヘッドフォン

→MDR-CD900ST

 

MIDIキーボード

→Keystation49 mk3(据え置き型)

→microKEY-25(持ち運び用)

 

モニタースピーカー

→VL-S3

 

 

となります。

 

 

楽器はいらないの?いう質問があるかもしれませんが、

 

 

特にあなたが弾きたい楽器が無いなら別に必要ありません。

 

 

なぜなら、Cubaseの中にすでにいろいろな楽器の音を出すソフトが

 

同梱されているからです。

 

 

私も、音楽を始めたときは楽器も弾けずに音符も読めませんでした。

 

でも、初めてみようと思った時がタイミング!

 

さあ、DTMで素晴らしき音楽の世界へ飛び込みましょう!

 

 

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