こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。
今回は、私が普段ゲーム音楽制作で使ってるDTMのフリーソフトを6つ紹介いたします。
フリーソフトとはいえどれもとても高性能で、有料でもおかしくないレベルです。
本当に良い時代になったものだ。
目次
Standard Guitar(エレキギター音源)
打ち込みロックで欠かせないフリーのギター音源。
実際に使用した音源↓
Bまでのダウンチューニングに対応しており、Djentのようなヘヴィロックにも対応。
この音源1つあればクロストラッキング(左右に振り分けて厚みを出す処理)ができます。
また、別バージョンとしてMETAL-GTXというギター音源もあります(こちらも無料)
こちらはKONTAKTではなく、sforzandというサンプルプレイヤーで読み込みます。
sforzandをインストールしてから、Standard Guitarをインポートする形で
通常のソフト音源と同じように使用することができます。
キースイッチも非常に使いやすくピックスクラッチやノイズも完備。
ミュート音のタイトさなども細かく調整できる神仕様。
本当にタダで使っていいんですかこれ。
→ダウンロードStandard Guitar
→ダウンロードMETAL-GTX
<参考記事>
Leeds Town Hall Organ(パイプオルガン)
KONTAKT用の教会オルガン(パイプオルガン)音源です。
フリーとは思えない程とてもリアルな空気感と重厚さです。
ダークソウル風の曲や悪魔城ドラキュラ風の曲では欠かせません。
結論、厨二な曲を作りたいときはまず読み込みます(笑)
6つのプリセットから音色を選ぶだけのカンタン仕様ですが、
音そのものの非常にクオリティが高いため十分使えます。
(※メールアドレスを登録してアカウントを作る必要があります)
<参考記事>
【DTM】ダークソウル風なゲームのBGMの作り方【音楽性を捧げよ】
Victorian Music Box(オルゴール音源)
こちらは非常にリアルなKONTAKT用オルゴール音源になります。
童話的でかわいらしい世界観から、ハロウィン、ゴスロリホラーまで
幅広い世界観に対応してくれる万能音源です。
KONTAKTのライブラリ画面ではなく、Filesから選んで使います。
本物のオルゴールを使用しており、ノイズやランダマイズなども可能。
Synth 1(アナログモデリングシンセ)
不動の国産ナンバーワンのアナログモデリングシンセ。
やっぱりまだこれは使いますね。
アナログシンセ使いには非常にわかりやすいインターフェース、
使いやすいアルペジエーターなどなど、まだまだ出番は多そうです。
Dexed(FMシンセサイザー)
YAMAHAの往年の名シンセサイザー、DX7を完全にエミュレートした
FMシンセイサイザー音源です。
シンセベルのような金属的で透明な音が非常に得意で、
キラキラした神秘的な音やクリスマスなどの曲で大活躍します。
シンセ初心者にとって使いこなすのは非常に難しいですが、
逆にアナログシンセの仕組みを理解していればFMシンセを使うことも
決して難しくありません。
メガドライブなど、80年代のゲーム音楽を再現するような
チップチューンでも活躍します。
<参考記事>
世界一わかりやすいFMシンセの音作り dexedの使い方 80年代のセガみたいな曲が作れる!
Marvel GEQ(M/S処理イコライザー)
こちらは音源ではなくイコライザーです。
このイコライザーの最大の特徴は、フリーでありながらM/S処理が可能なこと。
ジャンル問わず、楽曲の後ろの方で鳴っていてほしいもの(ストリングスやパッド)に
インサートとして、M/Sモードに変えてMIDの1khzあたりをカットするなどの使い方をします。
ロックギターを左右に振った時などもギターをまとめたグループチャンネルに使います。
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