楽器が弾けなくてもサウンドクリエイターになれるのか?




はい、なれます。

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

私もサウンドクリエイターを目指してからサウンドクリエイターになってからも

しばらくの間はまともに楽器を弾けませんでした。

多少ギターを「鳴らせる」程度ですね。

リードギターを自分で弾いてみたことはありましたが最初は2小節上手く弾くのに

何時間もかかっていましたし、ピアノや鍵盤に関しては今もコードを押さえるくらいです。

音楽に関していえば、サウンドクリエイターにとって大事なことは

楽器が弾けることではありません。

曲が作れて形になれば、その工程はなんでも良いのです。

今は生楽器をサンプリングしてデータ化しているソフト音源というものが

数多く存在しており、そこまで高級なものを使わなくても

生楽器の音をそのまま使うことが出来ます。

それに、例えばギターパートを打ち込みで作って、生に差し替えたいなら

友達に弾いてもらうとか方法はいくらでもあるわけです。

 

ただし、

弾けなくても「弾き方を知っている」というのは大切です。

エレキギターに関して言えば、今はソフト音源も素晴らしく進化しているためほとんど

生で弾いたような音で打ち込みできるようになりました。しかし、本当にリアルに弾いている

ように打ち込むためにはエレキギターで「出来ること」「出来ないこと」を知っている必要が

あるからです。1フレットから急に15フレットくらいに毎秒移動するようなフレーズは現実的では

ありません。ドラムも、人間には手足が合わせて4本しかありませんから、一度に叩ける

数は決まっていますよね。つまりはそういうことです。ただし…(下に続く)




当たり前ですが弾けたほうが絶対に有利です

一つくらいは何か得意な楽器を持っていた方が音楽制作は有利になります。

オススメは鍵盤楽器かエレキギターです。この二つは圧倒的に使用頻度も高く汎用性もあります。

ピアノを弾ける人は、弾けない人に比べて何倍も速く打ち込み作業をこなすことができます。

エレキギターは、特にリードギターに関してはいまだ最新のソフト音源を以ってしても人間の演奏の

独特なタメやノイズなど細かいリアルさを出すのが難しいため、結果的に弾いたほうが早いです。

反対に、尺八やらズルナやらの民族楽器、ドラムなんかも、打ち込みする上で正直弾ける必要性は

まったくありません。

民族楽器に関しては汎用性も低く録音に手間もかかる上にソフト音源でほぼ問題なく補完可能であると

いうこと、ドラムに関しても、バンドでライブでもしない限りもはや弾ける必要はありません。

好きな楽器を極めるのも素敵ですが、サウンドクリエイターの仕事という面で考えるとやはり

優先順位をつけて必要な楽器を練習しましょう。

ちなみに私がエレキギターをまともに自分の曲に使えるようになったのは20代後半の頃です。

 

 

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