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Cubaseの買い方【できるだけ最安値で買う方法】
こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカです。
Cubaseを使って13年ほど音楽制作の仕事をしています。
DTMの代名詞として有名な音楽制作ソフトCubaseですが、
いろいろなバリエーションがあり、販売サイトもいくつかあります。
- Cubase Pro
- Cubase Artist
- Cubase Elements
- Cubase AI
- Cubase LE
- Cubase アカデミック版
こんなにあっても、初心者からしたら
「なるほど、まったくわからん(´・ω・`)」って感じですよね。
ここではあなたが最適なバージョンをできるだけ安く購入する方法を解説します。
基本いちばん安く買えるのはサウンドハウス
基本的に、DTM機材を通販で買うなら最安はサウンドハウスです。
Cubaseに限らず、ここで買えるのであればここで買った方が良いです。
Amazonよりも安いので、たいていのクリエイターがここで買います。
まずはユーザー登録しましょう。
Amazonで販売されているCubaseはこんな感じ。
62,700円(税込み)です。
サウンドハウスでCubaseを検索するとこんな感じです。
サウンドハウスは税抜き価格が大きく表示されているので
少しわかりにくいですが、同じものが61,979円(税込み)です。
このままだと差額800円なのでそこまで大きく違わないように見えますが、
今なら10%のポイントが付くので、実質6000円ほど安く買えます。
このポイントで他のDTM機材もサウンドハウスで買ってしまいましょう。
-参考記事-
各バージョンの違い解説
Cubaseのバージョンには5つあります。
私のCubase歴13年の目線でのレビューになりますが、こんな感じです。
- Cubase Pro(最強。プロや上級者を目指すならできればコレ)
- Cubase Artist(肝心なエフェクトが付いていない。Proがどうしても買えない人向け)
- Cubase Elements(初心者で、趣味レベルのDTM入門なら問題ない)
- Cubase AI(機材に無料で付いてくるが、最低限の機能しか備えていない)
- Cubase LE(同じく無料で付いてくるがAIよりさらに機能が少ない)
最上位のCubase Proはその名の通りプロの仕事にも使われています。
その下に行くにつれ価格は安くなり、機能も減っていくので、
まずは各バージョン別に違いを解説したいと思います。↓
Cubase Pro
- メリット:多くのプロが使用する多機能・高品質な業界標準のDTMソフト。
- デメリット:値段が高め(約6万円)
まず結論。
あなたがプロや上級者になりたいなら、最初からCubase Proが最速。
デメリットは正直、高めな値段だけです。
「お金が払えない」以外の理由で下位バージョンを買うのは、ただの時間の無駄です。
使いやすさ自体はどのバージョンも同じなので、ただ単にできないことが増えるだけです。
例えば、ネットで見つけた方法を試そうとしても下位バージョンだと出来なかったりします。
時間的な損失、上級者になるための機会損失を考えるなら、最初からこれを使うべきです。
Cubase Artist
- メリット:同梱の音源(楽器)はProとほぼ同じで、Proより半額近く安い
- デメリット:でも肝心な機能やエフェクトだけは入っていない
最初から同梱されている音源やエフェクトの差から判断すると
Cubase Artistは値段は手ごろで、ソフト音源もProと同じものが入っていますが
私が絶対に音楽制作で外せないエフェクターが軒並み入っていません。
これを買うくらいならあと3万円出してProを買った方が絶対得ですが、
どうしても手が出ないという人は先にArtistを買って、慣れたらアップグレードしましょう。
Cubase Elements
- メリット:とにかく安いのでフワッとDTM入門できる
- デメリット:同梱の音源(楽器)の数が少ない
趣味レベルで始める初心者が、打ち込みを覚えるために買うなら値段も手ごろです。
ただし、Artistと比べるとソフト音源やエフェクトがめっちゃ少なくなってしまいます。
(参考:Cubase Pro / Artistはソフト音源10個。Elementsは3個)
DTM初心者の中でも、フリーソフトのVSTなどを追加していく作業をこなせる様な
ある程度パソコンに強い人ならオススメです。
買ってすぐにいろいろな音を出したいのであればArtistの方がオススメです。
Cubase AI / LE
これについては基本無料と考えていいのですが、
次の項目で説明します。
また、もしあなたが学生であれば、さらに安く買えるので
「アカデミック版は激安」の項目も参考にしてください。
機材によっては無料でミニバージョンが付いてくる
Cubase AI とCubase LE は最下級で、それ自体は無料です。
スタインバーグ製のオーディオインターフェースなどを買うことで、
同社の公式サイトから無料でダウンロード・インストールできます。
(※スタインバーグ:Cubaseを販売しているメーカー)
もしあなたがまさにこれから様々な機材を買い揃えようとしているなら、
スタインバーグ製のオーディオインターフェースを合わせるのが吉です。
機材とCubaseとの連携が最初からできているため
初心者が陥りがちな「音が出ない問題」が起こる確率が低いのでオススメです。
→Cubase AIが無料で付属しているオーディオインターフェース
ただし、Cubase AI /LEは最下級のため、機能もめっちゃ少ないです。
DTMを本格的に始めたいのなら、しばらくいじってみて慣れた後に
Elements以上へのアップグレードを推奨します。
アカデミック版は激安(学生なら約40%オフで買える)
ここまで読んでいただいた、学生の方に朗報です。
アカデミック版とは、学生専用の超激安パックです。
全く同じ内容のソフトを約40%オフで購入することができます。
購入にあたっては、あなたが学生であることを証明するものと
申請書類をプリントアウトして送付する必要がありますが、
その手間を考えても、最上位のCubase Proを2万円以上も安く、
3,6000円で購入できるので、あなたが今現役の学生さんなら
どう考えてもこちらで購入するのがオススメ。
→Cubase Proのアカデミック版をサウンドハウスで見てみる
※もちろんその他のアカデミック版もあります。
もの足りなくなったら上位版にアップグレード可
先ほどから書いていますが、最初に下位バージョンを買っても
お金を払えばスタインバーグのサイトでアップグレード可能です。
例えば最初にCubase Elementsを買ったあとでも、
追加料金を支払うことでCubase Proにすることもできます。
ただし、やはり最初から多くの機能、音、エフェクトを使えるのと
アップグレードのためにいちいち二度手間を踏むのでは
DTMのモチベーションも全く変わってきます。
「YouTubeで見たエフェクトの使い方を調べよう!」と思って検索しても、
「あなたのバージョンではそんなエフェクトはついてません」
みたいなことになりがちでモチベーションだだ下がりなので、
最初から買えるのであれば上位版を買った方がいいです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
Cubaseのバージョン別に、各特徴と選び方、買い方を解説しました。
ここで解説しなかった中に、「クロスグレード版」というものがありますが
これは他社製のソフトから乗り換えるためのソフトなので、省略しました。
Cubaseは音楽制作ソフトとしては国内シェアNo1の最強DAWです。
私自身も、もう他のDAWに乗り換えは出来ないと思います。
あなたの良きDTMライフの門出に、参考になれば幸いです。
参考記事
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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