副業でナレーションしてます。特に修行もしていない私が声の仕事を貰えるようになったワケ




副業で声の仕事。収録場所は自宅でOK!

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカです。

 

私のサイトに来てくださっている方はご存知かもしれませんが、私は音楽制作と効果音制作の他に

ナレーションなど、声の出演まで自分で担当することがあります。

 

ゲーム用の声素材も数百点配布しております。

動画制作会社やクラウドワークスなどのサイトを通じて、

企業用動画のナレーションなどを請け負っています。

 

店頭の商品紹介動画や企業の新サービスのプレゼン動画など、多種多様でとても楽しいです。

 

これは「飛衛門」というゴルフボールのCMで、実際に私がナレーションを担当しています。

収録場所は自宅の録音ブース「Very-Q」。スタジオ費は一切掛かってません。

 

むしろ連絡が来てから2~3日、時にはその日のうちに何とか、と依頼されることが多いので、

時間的にスタジオなんて予約していられないのが実情です。

 

ところでこれ、喋りや声に自信がある方に超オススメのお仕事です。

音楽やってる方でマイクとか仮歌とるための吸音設備とかあと喋るだけです。是非お試しあれ。

で、サウンドクリエイターだった私がなぜそんなスキルが身につけることができたのかお話します。

 

 

動画に仮の音声をアフレコする仕事が始まり

10年ほど前ですが、突然先輩に呼ばれ、「ちょっとコレに声充てて欲しい」と言われました。

それは某パチンコのリーチの映像でした。

 

どういうことかというと…。

映像は声優さんのアフレコのだいぶ前に制作を開始しているのですが、3Dのリアルな映像なので、

口パクも当然必要になるのです。それも母音に合った口の形の口パクを。

 

ですが、当然まだ声優さんのブッキングも出来ていませんし声なんてありません。

そこで白羽の矢が立てられたのが私でした。

 

映像を見ながら台本(ルーズリーフ)を片手にさながら本物のアフレコ現場のごとく演技をしなければ

ならなかったのです。この仕事が全ての始まりでした。

 

自分の声は気持ち悪い





皆さんも経験があるかと思いますが、自分がしゃべっている声を誰かが録った動画や録音データで

客観的に聞くとすごく気持ち悪いのです。当然のように私もそう思いました。

 

「うああああ!俺の声、滑舌悪っ!!(;´Д`)」

 

当時から既に何百と言うプロの声優さんの音声の生データ(スタジオからあがってきたそのままのデータ)

を編集していたので、客観的にどういうテイクがOKテイクで、どういうテイクがNGテイクか、

わかっていた分自分の仮で当てた声は全てがNG中のNGテイクだと一目瞭然だったので、

気分は最悪でした。

 

日本人が苦手な発音に「サタラナ節」があります。つまりサ行、タ行、ナ行、ラ行の、

舌が上の歯につく発音で不明瞭になりやすいのです。

 

実際プロの声優さんでも、現場で噛みやすいのは圧倒的にこのサタラナです。

「~なのだぞ!」とか「~られるのだぞ!」という言い回しは特に不明瞭になりやすく、

人気声優の神谷浩史さんも

某映画の販促動画で「口蓋に舌のつく発音はこの世から滅びればいいと思う。」という発言をしています(笑)。

 

プロでさえ鬼門なのに素人がうまくできるわけもありません。

しかももっと最悪なのは、この仕事がこれから何回も回ってくることが確定していたからです。

 

独学でボイストレーニングを始める

こんな声を毎回自分で聞かされるのは拷問だと思い、独学でボイストレーニングを始めました。

恥ずかしいと言うより、自分の声が嫌だったのです。

 

そこで役に立ったのがこの本。その名も「声がよくなる本」です。

この本はいわゆる声優さんなどの声を仕事にする人向けというよりはむしろ、日常生活での会話や

声のとおりを改善するための本で、結果として自然に声をよくすることが出来るノウハウが詰まっています。

 

いわゆる「アエイウエオアオ」という基礎的なトレーニングから「外郎売」などといった

本格的なものまで書かれていて大変参考になりました。

 

この「外郎売」を、噛まずに、一定の速度を保って読めるようになれば

かなり声の通りと滑舌は改善されます。これを半年間続けていました。

 

ニコニコ動画に、私が全力で挑んだ外郎売をアップしてありますので、どんなものか知りたい方は

見てみてください。→【本気で挑んだ】外郎売を全力で読み上げる動画

 

最後の関門・演技力は、声優さんの「モノマネ」でなんとなかった

いくら滑舌が良くても演技力や抑揚を付けて読む技術がなかったら

ナレーションなんて出来ないだろ、と思うかもしれません。確かにそうです。

 

ですが私は演技力を付けると言うより、声優さんのモノマネをするという

認識で練習していました。

 

声優さんのファンの方なら、いわゆる公開録音やステージでのアフレコなんかで

見たこともあるかと思いますが、声優さんは台本を片手に、身振り手振り演技をしながら

声を充てていきます。

 

例えば技を食らって、「ぐわあああ!!」と言う台詞とともに吹っ飛んでやられるシーンがあったとしたら、

本当にスタジオのマイクの前でそういう演技をしながら喋るんです。

 

幸い私は仕事で、スタジオで、間近でそれを何度も見ることが出来ました。

そしてそれを見よう見まねでやってみたら、声に抑揚と勢いが生まれて、案外上手いこといきました。

 

そして最終的には商品に自分の声が実装されることに

そんな仮の声充ての仕事を1年ほど続けていたのですが、オリジナルの版権の映像に声を当てていた日のこと。

 

「コレもうこいつの声でいいんじゃね?どうせオリジナル作品だし。」

スタジオ費も声優のギャラもただで済むなら、もうコイツにやらせてしまえという判断が下ってしまったのです。

 

結果、某パチンコ台の某キャラの声は私がやることになり、

最終的に着ボイスまで配信されていました(笑)。

 

ダウンロードした人は、あれがどこぞのサウンドクリエイターの声だなんて思っていなかったでしょう。

 

実は地声が変わらなくても「いい声」にはなれる

この期間、私がやったのは発声練習と滑舌の練習です。

当たり前ですが、地声は変わっていません。

 

ですが、この頃から「いい声ですね」と言われるようになりました。

 

よく低音豊かな声質の人は「いい声」と言われる傾向にありますが、私は違います。

 

つまり、人が言う俗に言う「いい声」の正体は、声質そのものではなく、

 

滑舌と発声のスムーズさなのです。

 

発声は、運動です。「アエイウエオアオ」のあの練習は、口の周りの筋トレであり

早口言葉の練習は舌の筋トレなのです。

 

筋肉がスムーズに動けば、声もスムーズに出ます。

そもそも何が良くて何が悪いかはその人の好みにもよりますが。

 

声が通らない、声が出ない最大の理由は自信がないから!

声で演技する上で一番難しいことが実はコレです。

自信を持って、プライドは捨てる。

 

何人も見ている人の前で、「やったぜ!!」とか「うおおおおお!!」とか、演技しながら絶叫できますか?

家族に聞かれるんじゃないか、とかいう気持ちが邪魔してできない人が殆どでしょう。

 

よく日常生活でも声が通らないとか、何か喋ると必ず「え?」と聞き返される人、いますよね。

こういう人って大体、自分の発言に自信がなかったり、遠慮してたりする場合が殆どなんです。

 

私は昔人前で話したり発表したりするのが大嫌いでしたが、何とも思わなくなりました。

 

むしろ楽しくなってきた私は、ニコニコ動画でただ全力で厨二くさい台詞を絶叫するだけの動画や

 

アフレコ動画をアップしたりして総再生数600万回くらいの大人気シリーズになってしまったり

(引退と同時に消しましたが)。

 

「声優学校のバックアップやコネがないと仕事無い」は真っ赤な大嘘





全然できます。

 

もちろんきれいな音質で録れる環境がなければ厳しいですが、

正直クローゼットに毛布敷き詰めるだけで十分吸音は出来ますし防音室買う必要もありません。

(私は吸音ブースはありますが防音室は持ってません)

 

そりゃ学校や劇団で修行したプロの人に比べたら技術の差はあるでしょうし、

行ってる人や声優好きな人からはパチモン扱いされるかもしれませんし嫌われるかもしれませんが

言わしときゃいいじゃないですか。別に。

 

有名な番組やCMでナレーションできるかはわかりませんが(というかたぶん無理ですが)

少なくとも動画制作会社などからナレーションの仕事を頂き報酬を得ることは、誰でも出来ます。

店頭で流れる映像のナレーションとかなら余裕で仕事があります。

 

こういう動画制作会社にとって、喋ってる人がどんな人とか声優が誰なんてことは全く関係ありません。

目的が違いますから。

 

聴きやすい声で、ちゃんと動画の趣旨を伝えらるのであれば別に誰でも良いんです。

そしてそれがもし出来るのなら、その時点で誰かの仕事の役に立ってるのです。

他人の根拠の無い批判に耳を貸す必要は全くなし!

 

ただし上手く録れたと思っても、自分の声を録った後に聞かないで提出することはありえません。

客観的に何回か聞いて、舌が回ってなかったりノイズが入っていたらもちろん録音しなおしです。

おそらく初心者はこの「自分の声を何度も聞かなければならない」作業が最初の鬼門です。

 

ところで報酬はどれくらいもらえるの?

単価そのものは安いのですが、作業時間に対して考えると報酬が破格です。

録音、編集、送信まで10分程度にも関わらず、その報酬は2000円前後。

オーディションを勝ち抜いた場合は4000円や9000円などというのもあります。

時給だったら数万円になりますね。

 

ということで、声の仕事に興味があるけどやれてないというそこのアナタ。とりあえずやってみましょう。

クラウドワークスには、最初の依頼だけを募集し、その後の継続依頼はチャットワークスなどで個別に、

という企業も多く存在しています。チェックしてみると良いですよ。

クラウドワークス:ホームページ


ここまで読んでいただきありがとうございました!
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ユーフルカの音楽素材サイト Wingless Seraph

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