相対音感は大人になってからでも身に付きます




こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

よく、「小さい頃から音楽を習ってないと音感は付かないから厳しい」

 

とかいうデマを耳にしますが

 

そんなことはまずありません。

 

大人になってからでも相対音感は十分身につきます

 

私だって16歳まで楽器は弾けないしコードも知らないし音符すら読めなかったんです。

 

でも身につきました。

 

 

相対音感というのは、たとえば曲を聴いて、

 

ラとかファ#とかそういう音名はわからないけど、

 

キーをCに直したら今のコード進行はC -G-Am-Em-F-C-F-Gだよね、

 

などというのがわかる能力です。

 

 

音楽というのは、大体パターン化されています。

 

大体聞いた感じの印象で覚えている場合もあります。

 

たとえば上で書いたコード進行はいわゆる「カノン進行」といわれる有名なコード進行で、

 

「パッヘルベルのカノン」(いつもここからの悲しいときー!のネタの後ろで流れているやつ)

 

と同じなのですが、よく応援歌風のJ-POPやアイドルソングなどで用いられる鉄板の

 

コード進行なので耳にする機会も多いです。

 

 

カノン自体はキーがDなので、D-A-Bm-F#m-G-D-G-Aなのですが、

 

Cに直すと一音下がるので上のとおりです。

 

 

絶対音感というのは、やれ町の雑音が音階に聞こえるとか、

 

とにかく聞こえる音を音階で言える能力ですが

 

実は私の知り合いにも何人かいますが、

 

総じて「音楽制作の仕事をする上ではいらない。むしろ邪魔」と言っている人が多いです。

 

 

カラオケや着メロを作る仕事では便利みたいですが(ひたすら耳コピしまくる仕事なので)。

 

 

相対音感は、最初は持っていなくても、好きな曲を何曲も耳コピしたり、

 

分析したりするうちに自然に誰でも身につきます。

 

 

大事なのは自分の中で「あ、この曲のこの部分、好きだな。」と思ったところを分析し、

 

コード進行を知ることです。

 

 

そして、「このコード進行はこんな心情を表すときにマッチするな」とか、

 

自分の中で引き出しとして残しておくと良いです。

 

 

とにかく私は哀愁音楽大好き少年だったので、哀愁を感じるコード進行を

 

無意識のうちに引き出しに入れまくってました。

 

 

というか、CとCmを聞き比べて、Cmの方が悲しい(暗い)感じがするというのは、

 

ほとんどの人が本能的に最初からわかっていますので、

 

むしろ最初からある能力を強化するくらいの感じに近いのかもしれません。

 

 

私も音楽を始めた16歳のころは音符もわからないところからスタートでしたが、

 

好きなゲーム音楽をケータイの着メロ機能で耳コピしまくってました。

 

 

スーパーファミコンの曲は8和音が限界なので音数も少なく

 

初心者にはちょうど良かったんですよね。

 

 

ということで、音感が無いと思っている方も今からでも遅くはありません。

 

 

今日からレッツ・耳コピ。

 

 

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