私のことをまったく知らない方は、
メインメニューの自己紹介から「はじめまして」をお読みください。
私が音楽を始め、サウンドクリエイターになりたいと思ったきっかけになるお話です。
一回では終わらないと思うので何回かに分けて書こうと思います。
哀愁の音楽好きな少年
もともと私はゲームが大好きでした。
初めてプレイしたゲームはたしか親戚の家にあったMSXというパソコンの
「魔城伝説」というコナミの縦スクロールシューティングだったと思います。
その後小学一年生の時にスーパーファミコンと当時全盛だった格闘ゲーム
「ストリートファイター2」を買ってもらったのがゲーム人生の幕開けでした。
今思うと幼少期から音楽好きな子供で、当時放送されていたアニメの
「勇者エクスカイザー」や戦隊シリーズの「ターボレンジャー」、特撮の
「特警ウインスペクター」の主題歌が大好きでした。
その頃から既にゲームの音楽は意識しており、唯一持っていたゲームであるスト2の
ケンステージ、ガイルステージ、バイソンステージのBGMを口ずさんでいたのを
覚えています(アメリカ勢ばっかやがな)。
音楽性、というのは後から付いてくる部分もあるのですが、自分の好きな音楽って
この頃から決まっていたんだと思います。
今あげた6曲全てご存知の方ならおわかりかと思いますが、
これ全てマイナー調(短調)なんです。
わかりやすく言うと、哀愁があって渋めな曲。
そんな曲調が6歳の頃から大好きだったようです。
もちろんあの頃、そんなことを意識してはおらず、なんかカッコイイ、程度で聴いていましたが。
とにかく哀愁の音楽大好きだった自分でしたが、小学五年生の時、
中古で手に入れたとあるゲームをプレイしていた時のこと。
ついにあのゲーム音楽と衝撃の邂逅を果たします。
それはまさに脳天を貫かれたようなもので、その53秒程度しかないループの曲を、
私はコントローラーを畳の上に投げ出し30分も延々と聞き続けていたのです。