【夢を反対されている君へ】本当にやりたいことを見つけ、とことんやろう




 心からやりたいことをとことんやったヤツが勝つ時代

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

私のようなサウンドクエリエイターやデザイン関係など、

こと芸術に関する分野の仕事に就きたい、とかいうと、よく周囲から

反対されたり失笑を買います。

「アイツが音楽?ムリムリwwwww」などと。

「サウンドクリエイターになりたいから大学に行かず音楽の専門学校にする」

と言ったとき私は両親(主に母親)と壮絶に喧嘩したのを覚えています。

何ヶ月も。

手前味噌ですが、私の卒業した高校はその地域では進学校とされており、

卒業生の95%は大学に進学するような学校でした。

私の卒業した年で専門学校に進学したのは私を含めて4人だけでした。

父はサラリーマンをやめ独立した、いわばやりたいことをやってきた人なのですが、

割と失敗しており母はせめて息子には安定という道を残しておいてから夢を

目指して欲しかったのでしょう。

母からは「大学を卒業してからでも遅くないでしょ!」と言われましたが、

その当時の美術の先生からは真逆のことを言われました。

「本当にその道に進みたいなら、大学行ってる暇なんてないぞ。すぐ勉強始めろ」

私は言い返そうとしました。

「でも、親が…」

さえぎるように先生は言いました。



「親は関係ない。お前の人生だ。お前がどうしたいかだけが問題だ。」

「親を説得しろ。できないならその程度だ。」

・・・私はこの先生の言葉が無かったら、夢をあきらめていたかもしれません。

あなたが両親の思い通りの大学に入り、思い通りの職業に就かなければならない

義務などありません。

 

これは私の価値観ですが、日本という、やろうと思えば何だって出来る国に

生まれた以上、むしろ本当にやりたい夢があるならそれを追う義務があるとさえ

私は思っています。

これからの時代、学歴や資格など何の役にもたたない時代が来るでしょう。

本当にやりたいこと、それだけのためなら時間も惜しまず、無報酬でもやっていたい、

そう思えることをやり続けた人が勝つ時代です(人生勝ち負けでもないんですがね)。

なんとなく生きてるだけでは、本当にやりたいことなど見つかりません。

家庭環境次第では「問題集を練習して」「偏差値の高い大学に入り」「給料のいい会社に入る」

というコースを漠然と、なんとなーーーく目指すことになるでしょう。

往々にしていまだにそういう教育がされがちなのが日本です。

 

「私はコレを死ぬまでやりたいんだ!!」と心底思える、それだけで実は幸せなことです。

 

これからの時代、ただ社会的地位、安定や年収を目的とした教育など

はっきり言ってクソです。

お金は仕事やら投資やらでいくらでも増やせますが、時間は、絶対に、減る一方です。

現在の医学技術レベルでは、ほぼ確実に、遅かれ早かれあなたも死にます。

もう一度言います。

 

あなたも、死にます。そう遠くない未来に。

 

80年後にはあなたはかなりの高確率で骨と灰になって冷たい墓石の下です。

そしてやがてこの世の誰からも忘れ去られます。

35歳の人はあと35年で70歳。70歳までに死ぬ人は普通に結構います。

折り返し地点を通過しているわけです。

「いやー、今年も1年早かったなー!」ってあと35回言うまでに死ぬ可能性はそこそこ高いです。

今18歳のあなた。まだまだ時間があると思っているでしょう。

あなたが30歳を過ぎる頃、一週間の過ぎ去る体感速度は今のあなたの3~4日くらいです。

年齢に関係なく明日、暴走車が突っ込んできていきなり死ぬ可能性もあります。

そう、人生はめちゃくちゃ短いです。そんな人生をしょーもないことに費やしていいのですか?

 

真の、親が子供のためにしなければならない将来のための教育とは

「一生をかけて限りある時間を費やしたいと思える夢を一緒に見つけてあげること」です。

私は幸運なことに、高校生の時にそれを見つけることができました。

幼い頃から何度も「将来は何になりたい?」という会話をしてくれた両親に感謝しています。

(おかげで私は歴代”ぼくの将来の夢”を幼稚園の頃から全て遡ることができるのです)

おかげで本当に素晴らしい人生です。生まれ変わってももう一回私でお願いしたいレベルです。

漫画家でもYouTuberでも構いません。よくYouTuberというだけでバカにする人がいますが

そんな人はたいてい「普通はこうだから」と人に流され何の夢も持ってない人です。

 

「趣味にしとけ」とか「お前が音楽?無理に決まってんだろ」とか言う人、たくさんいると思います。

その意見を聞いたとき、「確かにそうだな」と納得してしまうならその程度です。

ですが「いや、納得できない!これが一番やりたい!」と少しでも思うなら、

絶対に妥協してはいけません。

世の中の成功者と呼ばれる人たち、経営者やスポーツ選手、将棋の達人など、

いろいろいますが伝記やインタビューを読んでみてください。

とにかく全員に共通していることは、本当に好きなことをとことんやってきただけ、ということです。

そしてそれこそが人生最大の成功の秘訣と説いている人、本がたくさんあります。

二宮金次郎の事をあたかも「薪を背負いながらも辛い勉強をし続けた苦労人」みたいに思いがちですが

どう考えても勉強が大好きだっただけです。人の為になることに喜びを感じたから功績を出せたのです。

ランドセルを背負いながらゲームボーイで大好きなポケモンを延々とし続けた小学生が成長し

プログラミングを学びより革新的なゲームを開発して日本のゲーム業界を変えた、みたいな話と

どう違うんでしょうか。どちらも大勢の人の為になったことには変わりありません。

 

もちろんそれを応援してくれる両親に恵まれている方ばかりではありません。

2016年にベストセラーになった「嫌われる勇気」という本があります。

もし、周囲に反対されていて夢をあきらめそうな人は、読んでみることをお勧めします。

あなたが誰かに嫌われているのは、あなたが自由に生きている証です。

 

もう一つ、私が極貧童貞味噌汁野郎だった頃(この記事参照)に

何度も何度も繰り返し読んで実践していた本をご紹介します。

バイト時代、前述した進学校の新年会に呼ばれたとき、

コソコソと陰口を叩かれているのがわかりました。

理由は明白、みな有名大学に進学したのに、私は一人音楽をやるといって

専門学校を卒業し就職も出来ずバイト生活を送っていたからです。

今はみな普通に話せますが、当時はたまらなく悔しかったのを覚えています。

(ただ今思えばこんなしょうもない友人、というか知り合いは断捨離すべきですね)

その後この本に出会い書いてあることを実践しました。

自信が無くなりそうになると毎日毎日、自分の顔を鏡で見て

「サウンドクリエイターにすぐになれるぞ」と言っていました。

寝るときは、たくさんの機材に囲まれ仕事をする自分の映像を脳裏に描きながら眠りに就きました。

結果、サウンドクリエイターの仕事で食べていけるようになりました。

今、思い描いていたのと同じような状況で仕事をしています。

うそだ、そんなことあるわけないと思ったら、今は最後の手段だと思っても構いません。

どうしても自信がなくなったとき、この本に書いてあることを読んで、実践して試してみてください。

一度このような成功経験をしてしまうと、何でも大丈夫な気がしてきます。

 

「それが普通だから」とやりたくも無い仕事をして、ただ生きるためにお金を稼ぎながら

時間を浪費するのがわが子の幸せだと思いこんでいる両親など、無視してしまいましょう。

自分の世間体を気にして子供の将来を自分の思い通りにしようという親など言語道断です。

子供よりも結局自分を愛しているからそんなことを言うのです。

 

長男だから家の仕事を継がなくちゃいけない?

一族の伝統を守らなければならない?

 

誰が決めたのですか?

 

それに従わないと死ぬんですか?

 

そんなものはあなたの人生に何ら関係ありません。

 

あなたの人生は、あなたが何をやりたいか、それだけです。

 

この世に永遠の存在などありえません。

伝統だろうが何だろうが、あなたが継がずともいつかは必ず今ある全てのものが滅びます。

100年後には今生きている人間はほぼ全員死んでいます。

 

結果、両親の援助が受けられなかったとしても、あなたが本当にそれをやりたいのなら、

今の時代、自分の力で何とかできるはずです。

あなたは自分から生まれたくて生まれてきたのではなく、親がその選択をし、生みたいから生んだのです。

この世に産み落とされたあなたも当然人として平等に自分で人生を選択する権利を有しています。

 

言い方は雑ですが、

 

勝手に生んどいて人の仕事まで勝手に決めんな、って話です。

 

思い切って言い返してください。

「絶対にこれがやりたいんだ。最終的に実らなくても、やらないよりはマシだったと、言えるはずだ」と。

 

 

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専門学校に入れば音楽経験ゼロでも就職できるのか?




あなたの努力次第です

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

「サウンドクリエイターの就職率」でも書きましたが、

 

専門学校で教えてもらえる内容というのは、本当に基礎的なことだけです。

 

ちなみに、私は16歳のとき独学で音楽を始めました。

四分音符も八分音符も読めないところからです。

 

そして18歳で某専門学校に入学し、卒業後1年間バイト生活を送り、

21歳でサウンドクリエイターとして就職しました。

 

一方、当時私よりはるかに技術も知識もあったはずの人は、

皆サウンドクリエイターにはなれませんでした。

 

厳密に言うと、

なれるだけの潜在能力を持ちながら、なれるまえに諦めてしまいました。

 

就職までの数年間というのは、あなたがどれだけ根気を持って、

どれだけ真剣になれたかで、そこまで差が出ます。

 

ちなみに私は就職直前、

三食インスタント味噌汁で生活するような極貧童貞味噌汁野郎でした。

ひかり味噌 わかめみそ汁 100食入
(もっと安いやつ)

 

よく「就職率99%!」などと謳っている学校がありますが、

アレを見て「99%希望の職業に就けるんだ!」と思ってはいけませんよ。

 

卒業生のほとんどが就職できたというだけで

希望の職種に就けたとは誰も言っていないのですから。

カラオケ店長でも就職したことにはなっているのです。

 

まず、専門学校というのは当然ですが音大などに比べて

めちゃくちゃ敷居も低く、ほとんど誰でも入学できます。

 

下手したら音楽の知識ゼロでも入学できますし、

「ゼロからでも大丈夫!」と謳う学校も多いでしょう。

入学生が多いほうが儲かりますからね。

 

これは実話ですが、

とある専門学校の音楽制作の学科に

15人のサウンドクリエイター志望の学生が入学しましたが

音符がまともに読めるのはその内たった3人でした。

 

仮にも、18歳以上で、音楽を作って生きていきたい、

と思っているはずなのにも関わらず

大半の生徒が調号も知らなかったのです。

 

最終的にその内卒業したのは10人で、サウンドクリエイターになれたのは1人だけでした。

 

要するにです。

プロからしたらめちゃくちゃレベルの低いところからスタートするんです。

専門学校というのは。

 

専門学校の罠としてもう一つ大きなものがあります。それは・・・

 




周りのレベルに安心して怠けてしまうということ。

先ほどから書いているとおり、専門学校というのは誰でも入れます。

 

その中には少なからず

「なんとなく大学は面倒、でももうちょっと学生で楽しみたいから専門でいいや」

程度の、言ってしまえばものすごく低い志の人間もいます。

 

そういった人は、真剣さに欠け、適当に学校で授業をこなし毎日を過ごしているだけです。

 

授業が終わったら遊んだり飲みに行ったりして学生生活をすごし、

楽しく卒業制作をやって無難に卒業するでしょう。

 

ですが。いいですか。

 

もしあなたがサウンドクリエイターに本気でなろうと思っているなら。

そんな人たちに誘われて遊びに行ってはいけません。

 

放課後が本当の勝負です。

インプットとアウトプットという言葉があります。

 

学校でその日教わったこと(インプット)を復習し、

自分で実践し、応用してみる(アウトプット)とこまでやってみて、

ようやく身につくのです。

 

あるコード進行を試してみたら、その逆パターンも試してみる。

 

「これはクラシック音楽的には禁じ手」ということを教わったら、

あえてそれを使って曲を作ってみる。

 

そういうことを何度も何度も繰り返していくうちに、

「あ、これはこういうときに使えるな」

「自分はこのコード進行好きだな」

という風に強みや自分らしさにつながっていきます。

 

家に帰ってどれだけ作ったかが本当の勝負なのです。

 

学校の授業で

「そんなんこないだ家でやったから知ってますわwww」

と笑い飛ばせるくらい、貪欲に勉強してください。

 

 

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