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殆んどお金をかけずに、たいていの曲は作れる時代
こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。
音楽制作をこれから始めたい初心者の方の中には
「DTMを始めて自分でゲーム音楽を作ってみたいけど…
作曲するソフトのほかに楽器を買ったり、
楽器の音を出すソフトも買ったりしないといけないんでしょ?
めんどくさいしお金がかかるなあ…」
そう思ってなかなかDTMを始められない人がいると思います。
たしかに…私がDTMを始めたばかりのころはそうでした…
作曲ソフトに10万、たくさん音が入ったハード音源1台10万…
リアルなドラム音源5万…オーケストラ音源に10万…
いったいどんだけ買えばいいんだ…(´・ω・`)
こちらは私が高校生のころ、初めて買ったマルチ音源、YAMAHA MU15。
現在の、どんなフリーソフトよりもショボい音が676個入って25,000円。
でも!そんな時代はもう終わりました。
今はネット上に、素晴らしいクオリティのプラグインが
大量に!!しかもタダで!!配布されている素晴らしい時代!!
たいていの、ネットにあふれているようなゲーム音楽が作りたいなら
作曲ソフトさえあれば一銭もかけずに
それっぽい音楽が作ることが可能です!
こちらのいかにもJRPG風の曲、音源・プラグイン代はゼロです。
音楽制作ソフトすら無料。でもこれは買った方がいい。
なんと今の時代、かなり高性能の音楽制作ソフトすら無料で手に入ります。
Studio Oneは無償でトラック数無限です。
ただし、個人的には、音楽制作を始めて、続けていきたいのであれば
さすがに音楽制作ソフトそのものは無料のものでなく
しっかりしたものを先に購入した方がいいと思います。
なぜかというと、
無償のソフトは機能的には一昔前からすると考えられないほど
高性能なものになっているのですが、同梱されている音源や
エフェクトなどにかなり制限があるためです。
当たり前のようにあると思った音色が無かったりします。
基本無料のソシャゲと考え方は同じで
無課金ユーザーは苦労する上に時間がかかるのです。
となると、別のフリー音源を探してきて一つずつダウンロードして
インストールして…といった作業が必要なのですが、
正直今日からDTMを始めようという人がこれをやりだしたら
高確率でここで挫折します。
製品版でしっかりしたものを最初から購入すれば、
インストーラーを起動して終わった時点で自動的に大量の音源、エフェクトが
既にインストール済みになっているため、時間の節約にもなりますし、
何よりも、そういった最初から同梱されているプラグインたち自体
大抵のフリーソフトよりも高性能だったりするためです。
Cubaseでゲーム音楽制作を始めよう
近年の音楽制作ソフト(DAW)は、入手した時点で
すでにダウンロード不要の音源が付属しています。
私が長年使っている作曲ソフト「Cubase Pro」を例にとって解説します。
私自身駆け出しのころから使っているので、初心者にお勧めできるDAWです。
Cubaseシリーズとは、日本国内シェアNo.1の音楽制作ソフトであり
ジャンルを問わず大勢のプロクリエイター御用達の、長い歴史があるソフトです。
解説動画もネット上にたくさんあるため、今からDTMを始めようとする人にも
非常におすすめです。
お金に余裕が無ければ、Steinbargのオーディオインターフェースを購入すれば
最初から「Cubase AI」というお試し版が無料ついてきますので、最初はそちらを使い
慣れたらそちらをアップグレードしましょう。
CubaseがDTM初心者にお勧めという点でもう一つの理由、それは
有料級の音源、エフェクターが最初から多数同梱されており、
中級者以上になるまでプラグインや音源を買い足す必要がほとんどないという点です。
ざっくりいうと
- 1000種類以上の音色を使えるマルチ音源HALION SONIC
- 音作り済みの即戦力ドラム音源GROOVE AGENT
- ゲーム音楽制作で様々な音色を一瞬で作れるRETROLOGUE
- 有料で販売されているものと同じ機能を持つ数々のエフェクター
↑Cubaseに最初から同梱されているマルチ音源HALION SONIC SE。
普通のRPGに必要な基本的な楽器の音はこれだけで大抵揃います。
↑Cubase Pro以上のバージョンで同梱される超高性能EQ、Frequency。
実は最近になってこいつの存在を知ったのですが、ミックスでの使いやすさは抜群です。
このように、何万円も払って購入するようなプラグインが最初から何個も入っており、
使いこなせば、普通に市販のゲームで流れてくるような音楽が作れてしまいます。
万が一何か足りないと感じてもネット上のフリーのプラグインで十分足りると思います。
例えば慣れてきて、明らかに同梱の音源ではオーケストラの音として不足を感じるというのであれば
専用のオーケストラ音源を買い足してみましょう。
-参考記-
フリー音源だけで作った曲のCubase用データを配布します
ここでは私が作曲ソフトCubaseを使い、
実際に”ソフトに最初から同梱されていた音源とフリー音源”だけを使って
作った冒頭のゲーム音楽のデータを配布します。
ベタ打ちで作業時間わずか数時間程度の曲ですが、
王道のJRPG的で結構使える曲になっていると思います。
もう一度言いますがこの曲にはCubase本体以外のソフトに一切お金をかけてません。
今回はmp3だけでなく、なんとzipで実際のCubaseのデータを配布しちゃいます!
他人に自分のデータの中身を見せるのは恥ずかしいですが、皆さんの参考になるのなら!!
なお上記セッションデータを開く際はCubase Pro 9.5以上を用意したうえで
下記リンクにあるプラグインをすべてダウンロード、インストールしてからにして下さい。
以下、この楽曲で使用しているプラグインです。※音源のインストール方法はリンク先参照
- HALION SONIC SE(Cubaseに最初から同梱)
- RETROLOGUE(Cubaseに最初から同梱)
- GROOVE AGENT SE(Cubaseに最初から同梱)
- Standard Guitar(フリーのエレキギター音源ライブラリ)
- sforzando(フリーの音源プレイヤー。↑のギター音源読み込み用)
- La Petite Excite(フリーのエキサイター)
- EQ、ディレイ、リバーブ、コンプその他エフェクターは全てCubase同梱のもの
※Standard Guitarは、Gt-LのトラックにStandard Guitar KSOP、
Gt-RのトラックにStandard Guitar KSOP XTrackingを読み込んでください。
動画解説
記事を補完する動画をアップしましたのでこちらも併せてご覧ください!
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
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