【DTM】ミックス初心者が最初に覚えておくべき基本




ミックス初心者が最初に覚えておくべき基本

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

今回は、DTM初心者の方がどうやってミックスをすれば良いか、

 

ゼロから始めるミックスの始め方を解説していきたいと思います。

 

 

ミックスって最初マジでどうしていいかわからないですよね

 

自分もそうでした。

 

 

まず初めにお伝えしておきます。

 

ミックスは1日や数週間、数か月程度ではほとんど上達しません。

 

 

ミックスに慣れていない状態の耳では、そもそも何が良いミックスで

 

何が悪いミックスなのかを判断すらできないからです。

 

 

プロの楽曲と自分の楽曲を注意深く聴き比べ、

 

よりそこに近づくように練習と改善を何ヶ月、何年も続けて

 

ようやく割とまともなミックスができるようになります。

 

 

私もまだまだプロとしては修行中の身です。

 

 

そういう心構えで、焦らずに挑戦していきましょう。

 

 

ミキシングの目的

 

ではまず初めに、ミックスとはそもそもどういう作業なのかを説明します。

 

 

ミックスというのは、基本的には各パートの音量バランスを適切に揃え、

 

各パートの奥行きや左右の位置といったバランス整える作業のことを言います。

 

 

初心者にありがちなのですが、目的もなくやたらエフェクターを

 

挿しまくってミックスをしている気になってしまう人がいます。

 

 

エフェクターはあくまで音を補正するためのものであり、

 

使わずに済むのであれば使わないに越したことはないのです。

 

 

音量を整え、左右に楽器を置いた状態が既にベストのなのであれば

 

何も使う必要がないのです。

 

でもそれだけだと低音が重なって聴きにくくなったり、音圧が弱く

 

ダサく聞こえてしまうから仕方なく使うのです。

 

エフェクターを使うことが目的にならないように注意しましょう。

 

 

ミックスするための環境を作る

 

ミックスを本格的に練習する前に、環境を整えておくことが

 

上達の早道です。技術的な話の前にまずはそちらをお話しします。

 

 

普段巷で聴けるような曲はスタジオの計算し尽くされた音響設備で

 

制作されているため、普通の家の環境ではそもそも限界があります。

 

 

もちろんスピーカーがあったほうが良いですが、

 

プロが楽曲を制作する際に使用するヘッドフォンを使用することで

 

プロが曲を再生している環境に近づけることができます。

 

 

これに関してはとりあえず、ソニーMDR-CD900STというヘッドフォン一択。

 

何故かと言うと、どんなスタジオ、音楽制作会社にも確実にこのヘッドフォンがあるからです。

 

 

いわばミックスする上でプロの必需品とされているものです。

 

もちろん私も使っています。

 

 

このヘッドフォンの特徴は、何より視聴よりミックスに特化されているという事です。

 

一般的に、視聴用のヘッドフォンは、カッコよく聞こえるように音に味付けがされています。

 

「重低音!」などと書いてあるヘッドフォンが多く売られているのはご存じかと思いますが

 

あれは低音を強化して迫力のあるようなサウンドに加工しているのです。

 

なのでミックスには不向きです。

 

その点ミックス用のヘッドフォンは、高い音から低い音から平均的にバランスよく聞こえるため

 

迫力は無いですがミックスがしやすいという事です。

 

 

もちろんこれを使用しないでミックスをする人もいるかもしれませんが

 

プロで持ってない人はいない、というほど標準的なヘッドフォンなので、

 

購入しておいて損はありません。




音量バランスを整える

それではいよいよミックスについてなんですが

 

まず最初にすべきことは音量バランスの調整です。

 

 

DAWにはかならずミキサーウィンドウがあるはずなので、

 

それを開いてください。

Cubase Proのミキサーウィンドウ

 

 

フェーダーが並んでいます。これで各パートの音量を調整します。

 

曲を何も考えずに打ち込んだ状態だと、全て0dbの位置になっており、

 

音源によって出力の音量はばらばらなので、キックの音が大きすぎたり

 

主旋律の音が小さすぎたりといったことが起こります。

 

これを調整していきます。

 

 

この際、ヘッドフォンのボリュームが大きすぎると、すべての音が

 

大きく聞こえてしまい、何を小さくしていいかわからないため

 

周囲の音が聞こえるくらい音量を下げてから調整してください。

 

声をかけられて何を言っている変わらない場合ボリュームが大きすぎます。

 

 

最初に陥りがちなのは、キックやベースが大きすぎたり逆に

 

聞こえなかったり、主旋律が大きすぎたり聞こえなかったりです。

 

 

ドラム音源を使っている場合、一つのトラックにキックやスネアなど

 

すべてが出力されると調整しにくいため、必ずバラで出力されるようにしてください。

 

ドラム音源によってその設定画面や方法は異なります。

Groove Agentの場合は各パッドの上で右クリックすることで

 

出力するアウトチャンネルを選べます。

 

 

まずはドラムとベースをソロで再生して調整していくのが一般的です。

 

 

慣れてくると、曲を作りながら最初にフェーダーを一度下げて、

 

適度な音量に上げるとミックスがある程度同時進行に進むので楽です。

 

 

ドラムトラックがある場合、全部0dbの状態で打ち込むのではなく、まず打ち込む段階で

 

ドラム(キック)を-5dbくらいまで下げてから曲を作り始めると楽です。

 

 

自分が好きな、似ているジャンルの曲をリファレンスにして

 

聞き比べながら音量を調整することが大切です。

 

例えばゲームのバトル曲を作りたいなら、好きなバトル曲があるはずですから

 

それを聞きながらバランスを近づけていくのです。

 

 

マスタートラックのメーターの動きを見てください。

 

赤いランプがつく場合はミックスの音量が大きすぎます。

 

ミックスバランスが悪くレベルオーバーしている状態

 

 

赤いランプがつかないように調整してください。

 

1dbくらいの余裕があった方がいいでしょう。

 

 

CUBASEの場合は、複数のパートを一気に上げ下げしたい場合は、

 

CTRLキーを押しながら複数トラックを選択し右クリックして

 

チャンネルをリンクさせてしまうと、バランスを維持したまま

 

選択したトラック全てを操作できるため効率的です。

 

 

パンを左右に振る

おおまかに調整したらパンを振ります。

 

 

パンを振らないと、すべてのパートが真ん中でなってしまいごちゃごちゃしてしまいます。

 

 

基本的にはメロディ、ベース、キック、スネアは真ん中で大丈夫です。

 

たいていの場合、バッキングギターは左右に振られていることが多いです。

 

ストリングスなども左右に広げます。

 

空間系エフェクトで豪華にする

楽曲が寂しく聞こえる場合は、ディレイ、リバーブといった

 

空間系と呼ばれるエフェクターを使います。

 

 

平たくいうとエコーや残響を足すエフェクターです。

 

カラオケやお風呂場で歌うと歌が上手く聞こえるのはこういった残響のおかげです。

 

空間系エフェクトが何もかかっていないシンセ

 

“ディレイ”がかかっているシンセ

“リバーブ”がかかっているシンセ

 

エフェクトトラックを作り、ディレイ、リバーブを選択します。

 

この際各エフェクターのMIXが100%になっていない場合は100%にしておきます。

 

エコーの響く長さはディレイタイム(Delay Time)フィードバック(Feed Back)というパラメーターで調節できます。

 

曲のテンポに合わせて、例えば1/8音符感覚でエコーがかかるといった設定もできます。

 

リバーブは、まずはリバーブタイムを2秒程度に設定しておけばあとは大丈夫です。

 

リバーブタイムは”残響音が響く時間”です。

 

 

かけたいパートのセンドというラックを開くと

 

今作ったエフェクターが接続できるようになっているので、

 

聞きながらここでかけたい量を調節します。

 

かけすぎると非常にもわもわして聞きづらくなるので、

 

最初はメロディにディレイをかけて

 

全体にほんのちょっとリバーブをかける程度の使い方をしてみてください。

 

次のレベルに進むために

今回解説した内容は、あくまで基礎中の基礎です。

 

ここからが本当のミキシングの沼の始まりです。

 

 

ボリュームとパンだけでは処理しきれない音量のばらつきや

 

特定の音域(周波数)をカットしたり逆にブーストしたりといったことを

 

やり始めるのが、次の段階です。

 

 

これをやるには、コンプレッサーやイコライザーといったエフェクターを使ったり

 

オートメーションを書いてリアルタイムにボリュームを調整します。

Cubase Pro のイコライザー

 

この記事はゼロからスタートするための基礎の解説なので解説しきれませんが、

 

もし次のレベルを目指すのであれば是非勉強してみてください!

 

 

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