Spitfireの無料音源「LABS」シリーズはとりあえず入れて損なし




Spitfireの無料音源「LABS」シリーズはとりあえず入れて損なし

 

こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

 

オーケストラ音源の最高峰として有名なSpitfireですが、

 

実は無料でかなりハイクオリティな音源を大量に配布しています。

 

 

全体的にやわらかい雰囲気系の音源が多いですが、

 

その限りではなく、汎用的に使える民族楽器なども揃っているため

 

とりあえず音源を増やしたいならインストールする価値ありです。

 

 

ここでは、個人的におすすめな下記音源を一挙に

 

公式の視聴動画を付けて紹介していきます。

 

  1. ストリングス系音源
  2. 雰囲気(テクスチャ)系音源
  3. オルゴール音源
  4. 民族楽器音源
  5. スレイベル音源
  6. クワイア(コーラス)音源

 

最後に、インストールの手順を解説します。

 


ストリングス音源

LABSシリーズで最も豊富なカテゴリがストリングスです。

 

以下のようなものが用意されています。

 

  • ストリングス1
  • ストリングス2
  • 怖い系ストリングス
  • 寒い系ストリングス
  • チェロ

 

■ストリングス1

 

 

ベーシックなストリングス音源ライブラリ。

 

立ち上がりの速い音から遅い音までこれだけで対応できますが、

 

ピチカート奏法などはストリングス2が必要です。

 

 

■ストリングス2

 

 

上のストリングス音源だけではカバーしきれない表現ができます。

 

ピチカート奏法などはこちらをインストールする必要があります。

 

 

■怖い系ストリングス

 

 

マジでSCARY STRINGS(怖い弦楽器)という名前になってます。

 

 

「怖い系ってなんやねん…」

 

と思う方が大半だと思いますが、聴いて納得してください。

 

よりドローン風で、倍音成分に特徴のある効果音的な音が出ます。

 

その名の通りと言った感じです。

 

 

■寒い系ストリングス

 

 

正式名称は「FROZEN STRINGS」(凍った弦楽器)です。

 

 

「怖い系の次は寒い系かい!!」

 

こちらも聞いて納得してください。

 

 

ハーモニクス奏法のような高音成分を含んだ、

 

冷たい空気感を表現するのに最適なライブラリです。

 

 

■チェロ

 

 

ただのチェロ音源ではなく、若干加工されたチェロですね。

 

チェロ音源と言うよりはテクスチャー系の雰囲気音源です。

 

上の「FROZEN STRINGS」などと組み合わせて使うと相性がいいです。

 

 

 

ストリングス系は、別々にインストールしなくてはならないので

 

最初だけ若干面倒ですが、

 

一度インストールしてしまえば手軽に使えるので是非です。

 


雰囲気(テクスチャー)系音源

ストリングス系と同じくらい豊富な、シンセパッドなどの

 

雰囲気(テクスチャー)系音源です。

 

鳴らすだけで作品の雰囲気や空気感を表現できます。

 

 

■LONDON ATMOS

 

真鍮のドアや交通の雑音など、フィールドレコーディングを

 

中心に収録・加工された音源。

 

 

 

■SYNTH PAD

 

ヴィンテージシンセやリバーブを使用した重厚なシンセパッド。

 

 

 

■PEDAL PADS

 

やわらかいピアノやギターの音を加工したパッド音源。

 

アコースティック系のエレクトロニカなどに最適。

 

 

 

■OPIA

 

ロンドンで活動する有名アーティストが自由に発想して

 

制作したプリセットを集めた、重厚なテクスチャー系パッド音源。

 

 


オルゴール音源

かわいらしい曲からホラーな場面まで対応できる

 

なにげに万能感のある、本物を使ったオルゴール音源。

 

 

オルゴール音源は他にも無料のものはありますが、

 

実は他の楽器以上に個体差が激しく、

 

「この場面ではこのオルゴール、この場合はこっち」

 

と言う感じで音源を使い分けたりします。

 

 

複数持っておいて正解です。

 

 


民族楽器音源

民族楽器音源は、以下の3つ用意されています。

 

  1. 月琴
  2. ダルシマー
  3. チャランゴ

 

■月琴

 

音源ではMOON GUITARというクソカッコいい感じの名前に

 

なってますが、これは中国の「月琴」という楽器の英語名ですね

 

 

なにげに中国発祥の楽器のすごいところって、

 

もう音を聞いただけで「はい!中国!!」って感じるとこですよね。

 

 

 

■ダルシマー

 

ダルシマーは中東や東南アジア、インドなどで発達した、

 

弦を叩いて発音する変わった弦楽器です。

 

音を聞くと、何とも砂漠の夕日が合いそうなエキゾチックな印象。

 

ゲームでも異国の地を表現するのにも良く使われる楽器ですね。

 

 

 

■チャランゴ

 

チャランゴは、南米アンデスのフォルクローレで使われる楽器で

 

ギターの原型で、サイズ的にはウクレレに近い楽器です。

 

 

アルマジロの甲羅をボディに使うという変わった嗜好ですが

 

南米はスペイン文化が発達しているので、情熱的な音楽と

 

良く合いますね。スト2風に言うとバルログですね。

 

 

 

民族楽器はそれ自体がレアで、たいていの場合は専用の音源や

 

民族楽器の大型音源を購入する必要がある中、これだけリアルな音を

 

無料で使えるのは控えめに言ってSpitfire神かな、と言う感じですね。

 

 


スレイベル音源

クリスマスの大活躍する、スレイベルの音源です。

 

スレイベルと言うのは、クリスマスソングでシャンシャン鳴るアレ。

 

 

よくHALION SONICなどのマルチ音源のパーカッションキットの

 

中に入っていたりしますが、単体のソフト音源は少ないので便利です。

 

 


クワイア(コーラス)音源

なんと聖歌隊によるクワイア音源も無料。

 

 

有料音源のように細かい言葉や発音を調整は出来ませんが

 

無料なんだから贅沢言ってはいけません。

 

 

むしろ無料でコレなら雰囲気を作る程度なら十分です。

 

 


音源のインストール方法・手順

※インストールするには、Spitfireにユーザー登録が必要です。

 

順番は以下の通り。

 

  1. Spitfireにユーザー登録
  2. 音源を落とすためのSpitfire用アプリをDL
  3. 欲しいLABSの「GET」ボタンを押す
  4. アプリを起動してダウンロード

 

まずは普通にSpitfireにユーザー登録しましょう。

 

その後、こちらからSpitfire用のアプリをダウンロード。

 

 

ダウンロードしたら、LABSのページで欲しい音源の

 

「GET」ボタンを押します。

 

 

そうすると、アプリ上の「NOT INSTALLED」のタブの中に

 

「GET」を押した分のLABSが全て表示されるようになるので、

 

そのまま「INSTALL」ボタンを押してダウンロードしましょう。

 

 

これで普通にDAWで読み込むことができます。

 

簡単ですね!

 

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