願望を脳内で映像化するという最強の人生攻略法




こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

 

人生はクソゲー。

 

 

そうお嘆きの方も多い、このストレス大国ニッポン。

 

夢は叶わないモノ。どうせ俺なんかには無理。現実を見よう。

 

 

そんな幻想をぶち壊す!!

 

 

最強の攻略法をご存知ですか。

 

言っておきますがこれから書く内容はスピリチュアルでもなんでもありません。

 

有名なトレーニング方法です。

 

脳内イメージ映像化

私は物事に行き詰ったり、叶えたい願望があるとき、

 

このイメージ映像化を使います。

 

これで何度も叶えてきた経験があるからです。

 

 

やり方は簡単。単純明快。

 

 

自分が「こうなりたい」と思う姿、願望の中の自分を

 

強く具体的に脳内で映像化するだけです。

 

 

この具体的にというところがポイントです。

 

そして主観視点が良いです。

 

 

可能であれば、いつ、どこで、誰と、どんな会話をしているのか、

 

その日の気温や周りの匂いなど

 

具体的であればあるほど、そして臨場感があればあるほど効果的です。

 

 

例えば好きな人がいたとします。しかも一度フラれたとします。

 

 

その人とどうしても付き合いたいと思ったら、

 

例えば二人で楽しく旅行に行く映像を脳内で作ります。

 

冬に、新幹線の中で、駅弁を食べたり手をつなぎながら楽しく会話をしている…などなど

 

 

目指している職業がサウンドクリエイターなら、

 

具体的に仕事をしている部屋の大きさ、機材、ギターの色やディスプレイに移っている画面、

 

仕事の内容をとにかく具体的に想像してするんです。

 

 

そして、実はこの時、脳の中では奇跡がおきるのです。

脳は現実の映像と想像の映像の区別が出来ない

ぶっちゃけ人間の脳は

 

スーパーコンピュータばりのハイスペックさを持っているにもかかわらず

 

アホなところはとことんアホなようです。

 

そう、想像で描いたあなたの願望のイメージ映像は、

 

脳からしたら現実と区別がついていません。

 

 

つまりどういうことだってばよ?

 

コレを続けていると、なんと

 

 

「あ、コレ夢叶ってるわ」状態が訪れるんです。

 

 

そらそうですよね。

 

脳からしたらもう願望が叶った映像何回も見せ付けられてるわけですから。

 

 

この時、ものすごく質のいい睡眠を取った後と似ている素晴らしい気分になります。

 

不安やストレスは無くなり、自分は何でも出来るような気持ちにさえなります。

 

 

そして達成へと向かって行動や考え方が自然に変わります。ポジティブになります。

 

ですがこれは長続きしません。現実で見ている世界の方がやはり強力だからです。

 

 

だから毎日続ける必要があります。

 

 

脳に達成感を刷り込むために、絶対に映像がなくてはなりません。

 

言葉だけで「私はできる、私はできる…」と繰り返していてもダメです。

 

 

いや、言葉を付けるならむしろ「私はもう達成したから超幸せだ。」と言うべきです。

 

それでもやらない人が多いワケ

実はこの方法、オリンピックに出場するようなスポーツ選手や世界的な経営者、起業家などにおいては

 

至極当たり前の方法、イメージトレーニングです。彼らの伝記などを読めばわかります。

 

 

マジで、みーんなやってます。

 

 

優れたビジネスマンは「目標を絶対達せるするぞ!」ではなく

 

「おかげ様で目標を達成できたよ。ありがとう!」と報告して回る自分を想像するらしいです。

 

 

ちょっと方法は違いますが瞑想なども同じです。

 

たくさんの世界的ミュージシャンが実践しています。

 

 

これだけ成果が出ていて、科学的に証明できているのに、なぜ実践する人が少ないのでしょうか。

 

 

理由の一つは、人間は目で見てわかるものをしか信じたがらないからです。

 

 

また、想像、妄想、瞑想…その他これらのことは、

 

ことニッポンでは「宗教臭い」という理由で敬遠されがちです。

 

1995年にテロ事件を起こしたオウム真理教の影響も未だにあります。

 

 

ですが、先ほど書いたように、これは脳科学的にも証明されているトレーニングです。

 

人間の行動、心理、ストレス、全て司っているのは心臓でも胃でもなく、脳です。

 

脳への信号を変えれば全てが変わります。

 

 

もう一つの理由は、始める前に自分に自信が無さ過ぎるからです。

 

 

「どうせ俺には無理だ」

 

「私なんかあの人には釣り合わないし、好きになってくれるはずない」

 

そう思っている人が多いからです。

 

 

ですがそれは誰かが証明した事実ですか?

 

また、一度失敗しただけで諦めていませんか?

 

そんな人ほどこの方法は実践すべきです。

 

 

先ほども言いましたが、

 

「あ、コレ夢叶ってるわ」状態になると、脳が行動することを躊躇わなく

 

なります。自信の無い顔が見違えるほど明るくなります。

 

一度成功してしまえば、使わずに入られなくなる最強攻略法

先ほど上げた好きな人がいる例、サウンドクリエイターになりたい人の例。

 

あれ、実はどちらも私自身の成功体験です。

 

 

一度フラれた相手ですが、諦めずに行動し付き合うことが出来ました。

 

今の奥さんです。

 

 

サウンドクリエイターとして仕事をすることも出来るようになりました。

 

プライベートでも、毎日約1200人という人が世界中から私のサイトに来てくれて、

 

私の音楽を楽しんでくれています。

 

 

これは、音楽を始めた当時の私からしたら…

 

とんでもなく遥か遠い、まさに夢のような話でした。でも、そうなりました。

 

 

どちらイメージトレーニングを毎日続けた結果、

 

「大丈夫。必ずできる。」と確信を持てる状態に脳を持っていくことができ

 

その結果行動は変わり、夢は叶ったんです。

 

 

もはや一度ならず二度もこの高揚感、成功体験を経験してしまうと、

 

正直…「なんでみんなやらねえの?もったいな!」と思ってしまいます。

 

 

そりゃもちろん、世界大会で優勝する、とか、資産1兆円を目指す、とか敷居の高さはあります。

 

ですが考えてみてください。これらは人間的に不可能なことですか?

 

違います。達成した人がいます。

 

 

これらを達成した人たちは、そういう自分をイメージして、そうなるような人生を歩んだからです。

 

「そりゃあやってるかもしれないけど、そもそもそこまでいく才能があるじゃん」と思いますか?

 

違います。そうなる前からやっていたのです。

 

 

私の大好きなB`zの「ねがい」という歌の歌詞に次のようなものがあります。

 

「願いよかなえ いつの日か そうなるように 生きていけ」

(B`zオフィシャルチャンネルより)

 

95年くらいの歌ですが、当時既にあれほどの成功を収めていた稲葉さんが書いた歌詞です。

 

天才と呼ばれる人ほど努力を惜しまず、向上心を持ち続けています。

 

 

イメージトレーニングについていくつも本が出されていますが、ジョセフ。マーフィーさんの著作は

 

いろんな方に翻訳、アレンジされているのでどらか一冊でも読んでみることをオススメします。

 

 

人生はクソゲーではありません。ドラクエです。

 

ドラクエは名作です。

 

名作ですが、ベギラマを覚えるためには何度も敵と戦い経験値を稼ぎ、レベル19まで上げなければいけません。

 

それでも頑張れるのは、打倒竜王の目標達成に近づく、とわかっているからです。

 

レベルを上げれば強くなる、という攻略法がわかっているからです。

 

この脳内イメージトレーニングは人生における最強の攻略法、いや、大技林です。

 

さあ、やるかやらないかはアナタ次第…。

 


ここまで読んでいただきありがとうございました!
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ゲーム音楽解説 「桜庭統っぽさ」を紐解く




こんにちは、サウンドクリエイターのユーフルカ(@YouFulca)です。

 

 

私は数多くのゲーム音楽を聴き、ゲーム音楽の歴史を学んできましたが、

 

自分がゲーム音楽を作るうえでその中でも特に影響を受けた作曲家の方が二人います。

 

 

桜庭統先生と伊藤賢治先生です。

 

 

お二人とも一発聞いただけで「これは○○さんの曲だな」とわかるような強烈な個性をお持ちですが

 

どこにその個性を感じる要素があるのでしょうか?

 

 

今回は桜庭統先生の楽曲の特徴を自分なりに分析してきてわかったことを書きます。

 

 

難解なプログレをゲーム音楽に昇華

桜庭さんと言えば元プログレバンドDEJA-VUのメインコンポーザー。

 

 

プログレッシブロックとは、1960~70年代に発展した音楽ジャンルの一つで、

 

それまで存在していた一般的なロックンロールやポップスとは一線を画す

 

実験的な音楽ジャンルです。

 

 

拍子がころころ変わったり(変拍子)、1曲がやたらと長かったり(18分とか)、

 

当時特に最新鋭の楽器であったアナログシンセサイザーを多用しているのが特徴です。

 

 

一般的にはイギリスのプログレバンド「キング・クリムゾン」が発祥とされており、

 

また一言でプログレといってもバンドごとにかなり作風に違いがあります。

 

 

ギターを中心にしたキング・クリムゾンの他に、キーボードをメインにすえた

 

「イエス」や「エマーソン・レイク&パーマー」といったバンドが有名ですが、

 

 

桜庭さんは明らかにイエスのキーボーディスト、リック・ウェイクマンに影響されていると

 

思われます。この方は、ステージ上でキーボードに囲まれてパフォーマンスするライブの

 

元祖と言われています。

 

 

 

混沌と秩序の融合

桜庭さんの楽曲の王道とでも言いますか、特徴的な一種の流れがあります。

 

 

秩序→混沌→大秩序→(最初の秩序に戻る)

 

 

という感じで楽曲が展開されていくのです。特にボス戦などのBGMにこの傾向が強いです。

 

短い曲では秩序→混沌を繰り返してる感じです。The Incarnation of Devilが良い例です。

 

 

ここで言う「秩序」とはいわゆる「普通の」曲っぽさのことです。

 

 

拍子こそ5/8拍子だったりしますが、それがぶれることなく、コード進行もいたって普通の状態。

 

 

その直後に「混沌」が来ます。これはもう1小節ごとに拍子が変わったりキーが変わったり

 

不協和音が壁のように押し寄せてきたりと、とにかく難解な要素を含む部分です。

 

 

そこからまた「秩序」部分に戻るのですが、ここは勝手に「大秩序」と命名してます。

 

 

要するにサビなのですが、桜庭さんはここで小難しいコード進行や展開はせず、

 

最初の「秩序」部分以上にシンプルなAm→F→C→G…などといった日本人が好む王道の

 

コード進行に桜庭さん特有の美しいメロディを乗せてきます。

 

 

この秩序と混沌の波、落差が絶妙に心地よく、唯一無二の世界観を演出しているのです。

 

 

口ずさめるようなメロディというのは、非常にゲーム音楽で大切な要素です。

 

少なくとも私はそう考えています。

 

 

プログレというのは非常に難解な曲が多いのですが、桜庭さんの曲は

 

「ハイ!こっからここまではプログレ!そんでこっから先はゲーム音楽ね!」と言った感じで

 

非常に転調が多い割には口ずさみやすく、そしてわかりやすく曲が展開します。

 

 

これぞ桜庭節 sus4とdimコード

桜庭さんが最もよく多用する(そして私も多用する)sus4の連続は非常に転調しやすく、

 

またコードのトップの音はメロディとしてもなじみ易いので、多くの曲で見られます。

 

 

こんな感じ。

 

 

このコード進行はそのまま使うともろ桜庭さんなので極力控えていますが

 

dim(ディミニッシュ)コードは、不協和音のため調性が不安定で、

 

 

連続させることで「混沌」を演出できなおかつ転調にも便利に使えると言う

 

一石二鳥のお得コードです。

 

 

正直展開に困ったら「混沌」を演出してdimコードを使って最初に戻すという手はゲーム音楽、

 

特に戦闘BGMなどにおいてはかなり使えます(笑)

 

 

こんな感じで↓

 

 

この曲は私のサイトで配布している「Vampire Prayer」というボス戦用のBGM素材です。

 

いや~、桜庭さんの曲は本当に最高です。

 

 

<合わせて読みたい>

【DTM】ダークソウル風ゲームのBGMの作り方【音楽性を捧げよ】

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ゲーム音楽界のレジェンド②桜庭統さん

 


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